【下痢の基本】下痢とはなんぞや❓
現役看護師の
うんことDIETと健康に関するブログ
うんこサロン💩にようこそ
うんこが出るか❓出ないか❓の話になれば、出ない=便秘のほうが断然多いかと思いますが、水分の多い便=下痢のトラブルも結構多いです 💩
便秘と違って 下痢には医学的な定義はないようです
だいたいは、かなり便に水分が多くて日に何度も出る状態を下痢と言います
それほど珍しい症状ではなく、体調によっては便がゆるくなるという方も多いと思います
下痢便の性状も、いろいろです
ちょっと柔らかい軟便、かなり柔らかいポタージュ状、シャバシャバの水様便💩💩
どこからが下痢かといえば、説明が難しいですが 全然うんこが形になっていなかったら下痢と言えるでしょう 👌
下痢は、便秘と違って単に生活習慣の影響だけのせいにはできないようです
感染症やストレス、寒さなどによる冷えなど治療しなければならない病気とセットの場合も多いです
腹痛、発熱、胃のムカムカ・吐き気、発疹(ほっしん)が同時に出ているかどうかも、下痢の原因を考える上で大切な症状です
➡ 下痢の原因
① 急な下痢
●暴飲暴食や刺激物・アルコールの摂りすぎなど
●ウィルスや細菌の感染によるものや食あたりによる下痢
●薬剤性の下痢
●心理的要因(ストレスなど)
便秘と違い 下痢が怖いのは急性下痢の中には、命に係わる病気が隠れているケースがまれにあります
例えば、細菌感染が重症化した場合(敗血症)や心筋梗塞、大動脈瘤の破裂、胃腸からの出血などの初期症状が下痢の場合があります
これらの場合は、ほかにも腹痛や胸痛、血圧低下・ショック症状など症状が一緒に現れますので注意が必要です
いつもと違う食べ物や飲み物を取っていなくて、急な下痢になり何を食べても下痢が続く+ お腹が痛い💦など他の症状がある場合には速やかに受診しましよう 🐶🐶
その場合には、 いつから、 思い当たる原因(食べた物、旅行、)発熱の有無など明確に医師に伝えましょう 📝
できればメモをして持っていけば、伝え忘れることがなく簡潔具体的なメモを見て医師も考察しやすいでしょう
② 慢性の下痢
●炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローンど)や大腸がんなどの腫瘍、薬剤性の下痢などがあります
腸の病気には、やはり下痢のほかに体重減少や発熱などの症状がある場合が多いです
➡ 下痢の予防とケア
『昨夜は、飲み会でお酒飲みすぎて朝から下痢になった』
『昨夜、辛い物を食べ過ぎて便が柔らかい💦』
『脂っこい食事を食べたからか、便が柔らかくて何度も便意がある』
などなど急な下痢は、いつもとは違う生活の変化から起こることが多いです
あっ やばい下痢かも😅
と思ったら暴飲暴食を控え、おなかを温かくしてゆっくり休養を取りましょう
➡➡➡休養が大事
体を休めるということは、胃腸も休めるということです
食べてからでないと薬をのんではいけないという、かつてはそうだったかもしれない間違った情報があります
現在は 薬を飲むために無理に食べなくていいです
そして消化悪い食べ物をとらないでくださいね
もちろん刺激物も、ちょっと我慢しましょう
辛い物だけじゃないですよ
アルコールやコーヒー、香辛料を多く含むもの、冷たいもの・熱いものなどの食べ過ぎ飲みすぎには注意です 🙅
そして 下痢をしているときには、身体の水分が便と一緒に出てしまうため、脱水状態になりやすいです
経口補水液なども上手に利用し、適度な水分補給してくださいね
あっ こそっと大事なことをお伝えします 😁
下痢で何度もトイレに行くと、アルカリ性を含む腸液のために肛門付近の皮膚がただれたり、痛くなったりします
また ペーパーで何度も拭くと痛い場合には皮膚を保護するオイルが含まれている市販の洗浄剤(サニーナ、リモイスクレンズなど)をペーパーに含ませて優しく吹いてください
ツルっと拭けちゃいます 👌
また保護剤を塗ると腸液の付着を防止し、ただれ予防にもなります
ワセリンなどの油分の多いクリームがいいですね👍
クリームを塗るときには、ディスポの手袋を使ってください✋
↑ その後は 必ず手洗いです!!!!
今日も訪問有難うございました
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