生活保護の医療扶助を参考にして、本当の健康の自己管理を考えてみよう!!
現役看護師の
うんことDIETと健康に関するブログ
うんこサロン💩にようこそ
生活保護の受給世帯数がどんどん更新しています
うんこナースの業界での大きな問題と言えば介護離職などもあります
超高齢社会の中で消費もふえず収入も増えずいう現実もあります
その結果、日本全体で生活保護受給者が増加の一途です
生活保護の扶助についてはいろいろあります
以下のように、生活を営む上で必要な各種費用に対応して扶助が支給されます。
生活を営む上で生じる費用 | 扶助の種類 | 支給内容 |
---|---|---|
日常生活に必要な費用 (食費・被服費・光熱費等) |
生活扶助 | 基準額は、
|
アパート等の家賃 | 住宅扶助 | 定められた範囲内で実費を支給 |
義務教育を受けるために必要な学用品費 | 教育扶助 | 定められた基準額を支給 |
医療サービスの費用 | 医療扶助 | 費用は直接医療機関へ支払 (本人負担なし) |
介護サービスの費用 | 介護扶助 | 費用は直接介護事業者へ支払 (本人負担なし) |
出産費用 | 出産扶助 | 定められた範囲内で実費を支給 |
就労に必要な技能の修得等にかかる費用 | 生業扶助 | 定められた範囲内で実費を支給 |
葬祭費用 | 葬祭扶助 | 定められた範囲内で実費を支給 |
簡単に言うと
①家賃
②食費
③義務教育の学費
④医療費
⑤介護費
⑥出産費
⑦葬式代(焼き場代)
下の図をご覧ください👀
2015年度の年間 生活保護費負担実績額を見ていただくと 全体の48%が医療扶助となっています
金額的には生活保護費のなかで一番を占めているのが医療費であるということです🧐
ええーーー生活費よりも医療費のほうが上回ってるって どーいうーこと❓❓❓ (;^_^A💦💦
生活保護は、社会経済情勢に連動するといわれ生活保護受給者数は、2008年の世界金融危機の時期に急増し、2014年度にピークとなりました
2017年度には164万世帯と過去最高となっています。このうち、65歳以上の夫婦のみや単身などの高齢者世帯が86万世帯に増加しています
➡生活保護は現物支給
生活保護の支給の方法は、現物支給です
①家賃と②生活費は現金が支給されますが、それ以外は手続きによって自己負担がないということです
医療で言えば生活保護の扶助全体が 自由にまた限度なく受けられるわけではありません
指定されている医療機関になりますし、治療についても可能範囲があり高額な医療が自由に選択でき受けられるわけではありません
また国民保険証のような保険証はありません
役所であらかじめ発行をうけた医療券をもって受診しますが、毎月発行を受けなければなりません
医療扶助の対象範囲は、基本的に、国民健康保険と同じ内容となります
例えば、入院費は支給されますが、本人希望で個室等に移る場合は、差額ベッド代は自己負担となります
また、先進医療等の保険外併用療養費に関する医療は、原則として医療扶助は適用されません
➡何が医療費の増大につながっているのか❓
日本の医療の自己負担はそれぞれの年齢や収入などにより異なり、基本窓口支払いが1割から3割となります
保険証(保険資格)なしでは10割負担となります
皆さんは高額医療費制度はお聞きになったことはあると思いますが、難病その他の国の定める病気によっては月の医療費自己負担が3,000円までなどの補助がある場合があります(難病医療費助成制度、公費負担医療制度など)
国民保険料を支払っている立場から言えば、医療を選択する権利もあるし、もっと上質な医療を受けたいと考えることは当然です 🤓
医療の質の選択だけが、この医療費の増大を招いているのでしょうか❓❓
もちろん 医療費の増大は生活保護受給者であるないだけの問題では、ありません
診察料だけでなく医薬品処方も自己負担がないため、お薬の過剰処方と延長があります
実際におうちに訪問する仕事である訪問看護師として、自宅に余ったお薬が多く存在し
『お薬の処方をもらっておくだけで安心』
『お薬の処方をもらっておくだけで安心』
『お薬を出す医者が良い医者』という現実をよく見ます
何が医療費の増大を引き起こすのか❓
専門職に任せきりで努力なしで健康になりたいという安易な考えのたまものです
それなのに 自分の気に入る治療と対応をする医療機関を選り好みしているからです
➡健康ブームと言いながら健康の自己管理できていない!!
お医者様の言うことを聞いていれば病気を治してくれるという受け身な現状が続いています 🐄🐄🐄
なのに お医者様の使う言葉は理解困難で何を言ってるのか分からないと聞きます
医療者は、なぜもっと簡単に簡潔に結果を含めて『伝える努力』をしないのかしら💦💦
その『伝え方』が勉強不足ですし、説明を聞いても究極の2択でしかないという声もあります
その究極の2択とは
①〇〇を施術すると、命がたすかります
②〇〇を選択したら、命がなくなるのも時間の問題です
こんな説明では ①の命が助かる方を選択するしかなくなります
私たち医療者であっても、患者さんと自分の家族の時の考え方や対応は異なります
家族には1分1秒長く生きてもらいたいという心理が働くからです
①と②それぞれを選択した場合に
患者さんの苦痛や安楽、生活がどうなるのか❓
何ができて何ができなくなるのか❓
いつまで会話できるのか❓
どんな機械が装着されて、それは解除できるのか❓できないのか❓
などなど…治療方法以外に伝えなければならないことは本当はたくさんあります
みなさんが本当に 自分の健康を自己管理したいと考えていらっしゃるのなら…
簡単に『怖いぐらいに効くダイエット食品』のような類には手を出さず、自分の生活習慣を見直し専門職である医療者に相談し、その意見を参考にし、医療者とともに自分の健康管理を行っていくはずです
このことは それほどに難しい事なのでしょうか❓ 🐢🐢🐢
専門職とともに考え選択する医療となってほしいと切に希望します m(__)m
本日も訪問いただきまして有難うございます
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