【前立腺肥大】男性の排尿は症状が出たら、早めの受診で安心!!
現役看護師の
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きょうも 『おしっこ』について勉強しようと思いますが、男性と女性では排尿の仕組みに大きな違いがあります 😃
膀胱という臓器はは同じでも、体の筋肉量の違いや骨格の違いなども『排尿機能』に大きく差が出てきます
特に【加齢】が与える影響は大きく 男性の50歳くらいから好発する【前立腺肥大症】は加齢のよるものが多いです
では 男性の方々 ご自分の排尿の時を想像して、あてはまるのかどうか検証してみましょう 🚹👓
正常な排尿
すぐに出始め、勢いもすぐに良くなり、20~30秒程度の短時間で排尿が終了します
前立腺肥大症になると
排尿時 おなかに力をこめないと出ない(腹圧をかける)など時間がかかり、尿の勢いもなかなか良くならず、出し切るまでも1分以上の長い時間がかかる
男性の尿道は屈曲していて長い ➡屈曲したところに尿が残る💦
女性は 垂直で短い ➡尿道がみじかく膀胱が近いので雑菌が入りやすい💦
➡それぞれにトラブルの要因はちがってきます
男性の場合は、屈曲しているためにトラブルリスクも高いんです😅
年齢が進むにつれて、男性ホルモン等いろいろな要因が重なり、前立腺が大きくなります
前立腺の肥大によって何らかの排尿障害が現れた状態を「前立腺肥大症」と呼びます
しかし加齢によるものが多いため、こんなものかもしれないと治療せずに放置しがちです
日常生活にも大きな影響があるので、該当する方は受診をお勧めします👌
尿が出にくくなるのが中心症状です 🐌🍃
【排尿症状】
〇 尿が途切れる
〇 尿の勢いが弱い
〇 お腹の力を要する
〇 尿をためられなくなる
【蓄尿症状】
〇 昼間トイレが近い
〇 尿をガマンできない
〇 夜中トイレ何度も起きる
〇 排尿後の違和感
【排尿後症状】
〇排尿後も尿が残っている感じがする(残尿感)
前立腺肥大症は “進行性の疾患” なので放置していては治りません
前立腺肥大症の合併症
① 尿閉 ➡ 排尿がほとんど でない
強い尿意があっても排尿できない、非常につらい状態 ➡ 導尿 が必要
※ 導尿とは…細いシリコンの管を挿入し人工的に尿を出す処置です
男性の場合は自己導尿といって自分でも行います ✋
②尿路感染/膀胱結石 ➡ 尿が長く溜まっている状態では尿路感染が起こりやすい
③腎機能低下 ➡ 膀胱が満杯の状態が続くと腎臓負荷がかかる
★ 生活習慣のポイント ★
〇 軽い体操や散歩など適度な運動を行い筋力を維持する
〇 尿を我慢しない
〇 適度な水分をとる 過剰な水分を控える
〇 便秘 にならないようにする
〇 アルコールを飲み過ぎない 夕食後のコーヒーも要注意
〇 刺激の強い食べ物は避ける
〇 下半身を冷やさないようにする
〇 運転(自動車、自転車)など長時間座った姿勢をとらない
気を付けないといけないことが たくさんありますね…(;^_^A💦
加齢だから仕方ない…と思っていても
日常生活に支障が出たら それは治療が必要です 😃
身体の個性と 捉えられているうちは日常生活に悪影響がないのでしょう
しかし 『辛い😢』『困った🤕』と感じるようになると
2次被害が発生します
とくに排尿のトラブルは人にはなかなか言えず、緊張感を感じたり精神的にもつらくなりがちです
症状が重くなってからでは 相談しやすいドクターを探すのは一苦労なので
気になることを相談できるうちに受診しましょう 🏁
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