うんこサロン

現役看護師の『うんことDIET(ダイエット)と健康』にかかわる情報を発信します❢❢

高齢者や子供さんがインフルエンザなどのウイルス感染で重症化するのは、ナゼか⁉️

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うんこサロン💩にようこそ

 

インフルエンザも流行っているらしいし、秋から冬にはウイルス感染が多くなり大流行する傾向がありますね

 

高齢者や子供は、重症化しやすいといいますが、なぜなのでしょうか❓

それは 肺の機能を知ることでわかります🤓

 

肺の機能を知りましょう

 

肺は呼吸する器官です

心臓を挟むように左右にあり、「肺葉(はいよう)」というブロックに分かれてます

右肺は①上葉 ②中葉 ③下葉の3つ

左肺は①上葉 ②下葉の2つ から成っています

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自分の肺をイメージしてみてくださいね

 

【気管】は空気の通り道です

肺の入り口で、左右に分かれて【気管支】となります

さらに枝分かれし網の目のように広がっています

その先端には【肺胞】というブドウの房のようになっています

 

この【肺胞】で酸素を血液中に取り入れ二酸化炭素を出す【ガス交換】が行われます

この【ガス交換】が命を維持するためには絶対に必要です🧐

 

ふーーーーーーっと口から吸った空気が 口➡気管➡気管支➡細気管支➡肺胞へと送られ肺胞の毛細血管でガス交換が行われているんですね👌

 

全身をめぐった血液は、肺胞の中に二酸化炭素を吐き出します 💨💨

同時に肺胞の中の酸素が血液の中に取り込まれます   🚙🚙

 

酸素が使われたら、二酸化炭素になります

身体に有害な二酸化炭素は肺から呼吸で体の外に、吐き出されます 

 

➡ なぜ 呼吸が必要なのでしょうか❓

 

生きるためのエネルギーつくりに酸素が必要だからです  🐢🐢🐢💨💨

 

食べ物は 口、胃、腸を通っている間に消化され体に吸収しやすい養分にか変わります

この中の【ブドウ糖】という養分がエネルギーのもとになるます

 

呼吸で取り入れた酸素と このブドウ糖が結び付くとエネルギーになります 🙌🙌

 

    

➡ 肺には一度にどのくらいの空気が入るのでしょうか❓

1分間に肺が吸い込む空気の量(大人の場合)

 

寝ているとき  ➡ 8リットル

立っているとき ➡ 16リットル

歩いているとき ➡ 24リットル

走っているとき ➡ 50リットル

 

寝ているときと、運動している時では吸う空気の量はちがうんですよ~~

運動すると身体は、多くの酸素を必要とするんですね😅

 

➡ 壊れた肺は 元には戻らない

 

肺の疾患はたくさんあります 🤕

 

昨今では肺の生活習慣病として注目されている疾患が、慢性閉塞性肺疾患COPD)です

肺気腫や慢性気管支炎などの疾患もあります

 

日本では年間約14,400人がCOPDで亡くなっています(平成17年厚生労働省の人口動態統計)が、潜在患者数は530万人とする研究報告もあります

 

肺胞が壊れ、息が吐きづらくなるのが特徴で、息切れ、せき、痰などの症状があります

症状が重くなると酸素を吸入しなければ生活できなくなり、出かけるときも酸素ボンベが必要になります

 

COPDの最大の原因はたばこです 🚬🚬🚬

 

特に肺気腫は喫煙者の20%に見られます

いったん壊れた肺胞は元に戻りませんが、たばこをやめればその段階で、肺胞が壊れるのは止まります

 

たばこの害は 肺ガンだけではありません

確実に肺にダメージを与えます

しかしながら 簡単にはやめられないのが🚬たばこです💦💦

 

いったん壊れた肺胞は、元には戻りませんので、くれぐれもご覚悟を 🙋

 

そのほか大気汚染、ウイルスや細菌への感染、老化による肺自身の機能低下などもCOPDの原因になります

 

 

➡ウイルス感染のインフルエンザの脅威 👿

 

①ウイルスによって肺が大きくダメージを受けると、呼吸だけでなくエネルギーづくりも障害されることが分かりましたね☝️

エネルギーが作られず体力が低下すると、ますますウイルスと戦うパワーがなくなり どんどん症状がわるくなることもあります

 

②身体が酸素不足になると、脳が⇒酸素を運ぶ血液が不足しているから、心臓にもっと血液を送れ‼️と命令します 🚑💨

 

そのために慢性呼吸不全になると、心臓に大きな負担がかかります💦💦

 

➡︎まとめ

 

高齢者と子供さんは、肺の機能が低かったり未熟だったりします

身体の水分保持力も低く

呼吸状態が悪くなって全身の酸素が不足すると 体の働きが低下し、エネルギーが作られず回復が遅れたりします💦💦

 

ダメージがどんどん強くなると、心臓にも負担がかかりますしウイルスが身体から去った後にも 筋肉痛などの痛みも残りますので、二次被害が強くなります

 

正常な呼吸は意識しなくても、体に必要な分を呼吸によって取り入れ吐き出す事ができます

 

しかし 加齢的な変化や、肺の疾患その他で肺胞が潰れて肺の持っている機能が小さくなった場合には、吸いたくても空気が取り入れられない事になります

 

つまりは 

①体の活動に必要な酸素が取り入れられない

②必要なエネルギーが作られない

③心臓にも負担をかける

 

ことで 生活する上でも行動が大きく制限されることになります‼️

 

重症化する前の予防が、とても重要です

インフルエンザ予防接種も、完全に予防できるのではありません

かかった場合に、かるく済むことが目的です💉

 

予防接種の効果と副反応をよく考慮し摂取することも大切ですね

 

本日も訪問有難うございました😊

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