日本人口は44万人超の減少で 【老衰】が死因第3位に登場!!
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日本人口は44万人超の減少で 【老衰】が死因第3位に登場!!
みなさん こんにちわ
うんこナースは訪問看護師です 😊
業務の中で、しばしばドクターの死亡診断書を拝見することがあります
最近【老衰】が死亡診断名に 良く上がってくるようになりました
以前なら 胃がんとか心不全とか 病名記載がほとんどでした 🤨
これは どういった変化が起こっているのでしょうか❓
6月7日に厚生労働省が公表した平成30年の「人口動態統計月報年計(概数)の概況)から読み解いていきましょう
平成30年、出生数と死亡数の差である「自然増減数」はマイナス44万4085人で、人口減少ペースは加速しています
死因は第1位のがん、第2位の心疾患に変わりはないが、脳血管疾患ではなく第3位に「老衰」が登場しました 😲
左の上の方から順にみていきましょう
出生は 平成30年度 918,397人で
平成29年から30年にかけて 27,668人減っています💦
死亡は 平成30年度 1,362,482人
平成29年から30年にかけて 22,085人増えています
出生+死亡=人口の自然増減を表しており
平成29年から30年にかけて 自然増減で人口は444,085人減少しているし
前年度より人口減少数が49,753人多いということで、人口の減少スピードが増している状態です
死因別の死亡数
第1位👉は悪性新生物(腫瘍)で373,547人
第2位👉心疾患(高血圧性を除く)で208,210人
第3位👉老衰で109,606人
第4位👉脳血管疾患で108,165人
第5位👉肺炎で94,654人
第1位の悪性新生物は、平成30年の全死亡者に占める割合が27.4%
日本人の3.6人に1人が、ガンで死亡しているということです 😨💦
上の図から分かるように 昭和40年代半ばまでは『脳血管障害』が死亡原因1位でした
「悪性新生物」は現在も依然 死亡率割合が高くなっていますが、「脳血管障害」と「肺炎」が低下しているところからは医療・医学の水準が高くなっていることを表しています 「老衰」が急上昇したのも同理由と考えます 👋👋
「老衰」はここ10年で 急激に増えたことが図から読み取れます
今後の日本は高齢化がますます進行します
これは間違いないです
まだまだ これから医療・医学等の水準が上がれば「老衰」が、3大死因の1つになっていくのではないでしょうか
注意👉主な死因の構成割合は、年齢・性によって相当異なります
次の図で 年齢別の死因を見ていきましょう👀
死因第一位の「悪性新生物」は年齢が上がるにつれ、「悪性新生物」の占める割合が高くなりますが、男性では65-69歳、女性では55-59歳がピークです
つまり、70歳以上の高齢者では「がんによって死亡する割合」が低くなっていきます
注意👉病気は 突発的に発生する場合もありますし、家族系や生活習慣病などの環境から来るものなど原因は様々です
年齢別死因の統計を見て、自分の年齢だとこの病気が起こりやすいと心配することは無用です
あくまで統計です
そして これからの人口推移を見ていきましょう 👀👀
2004年 高齢化率19.6% 👉 4人に1人が高齢者
2030年 31.8% 👉 3.14人に1人が高齢者
2050年 39.6% 👉 2.5人に1人が高齢者
2100年 40.6% 👉 2.46人に1人が高齢者となります
少し乱暴に言えば 2050年には人口の半分が高齢者です
若い世代が1対 高齢者1で 社会を支えていくことになります
ただでさえ人間生きていくことは至難です
長い人生を どのように自分らしく生きていくのか…
簡単に答えは出そうにありません
今日も訪問有難うございました
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