【保存版】傷を治すとき自らの自浄作用と治癒能力を最大にするために水洗いが必要なんです
現役看護師の
うんことDIETと健康に関するブログ
うんこサロン💩にようこそ
先日 バイク🏍💨での移動中に道で転倒し出血している方を発見し、バイクを止めてお声をかけさせて頂きました😊
ご婦人が二人もつれるように転倒したらしく、お一人は唇を切って出血💧もうお一人は肘から手首にかけて擦り傷ができ、そこからの出血💧がありました
目の前の会社の事務室をお借りできたので、とりあえずの応急処置をしようとしたところ事務員さんが傷口を消毒する噴霧型の消毒液『マキ〇ン』を持ってきてくれました
…。
なんて言おうかな…
勇気をだして『今は傷口を消毒すると傷がなおりにくくなると言われてますので、傷口を水で洗わせていただきますね』
『えーー そうなんですか❓』
➡ いちばんに水洗い
消毒液は皮膚の粘膜の細胞を変性させ、再生を阻害することがわかっています
手術など侵襲が大きく感染リスクが高い傷口には、もちろん適切に消毒いたしますが、切り傷や褥瘡などは洗浄して必要に応じて薬を塗布するのが傷を早く治す近道です 😊
※ 侵襲➡医療においては、生体内の恒常性を乱す可能性のある外部からの刺激👉外科手術、感染、中毒など
水洗い これが一番大切です
どれぐらいの方が知っているかな
これほど基本で大切なことを
皆さんが周知していないのが残念!!
いや 残念どころではなく危機感を感じます😨
➡身体は自ら、傷を治そうと頑張ります
ドラッグストアや通販などでも市販薬が購入できる現在、薬の効能だけが宣伝されていて塗れば治るという勘違いがあります
それに加えて傷の治し方については啓発されていません
健康番組あれこれございますが『傷の処置の仕方』についての番組は残念ながら見た記憶がありません😢
身体は自ら治そうとする素晴らしい機能がありますよ🏳🌈🏳🌈
例えば
擦り傷が出来た時に出血したとしますが多くの場合、気が付けば血は止まっていませんか❓
擦り傷から流れ出る黄色い液体を見たことはありませんか❓
カサブタが出来て、だんだん痒くなって カサブタをむいてしまった後には新しい皮膚が出来ているのを見たことがありませんか❓
上記はすべて 自ら傷を治そうとしている状態です 👍
自らの自浄作用と治癒能力を最大にするためには 水洗いが必要なんです
傷が出来て『膿がでる』状態は みなさん経験ありますね
『膿がでる』👉 残念ながら細菌が繁殖した結果、赤く腫れて痛みが出て膿がでます
あーーー 細菌のせいだ💦💦
と思うでしょうけれど、細菌って通常の肌にいつでも誰もが持っています
➡常在菌といいます
あれっ❓ じゃーなぜ❓ 膿むの❓
それは 傷口に付着した異物や、死んだ皮膚組織などをエサとして細菌が爆発的に繁殖するからなんですよ
傷口に付着した異物や、死んだ皮膚組織を水洗いで除去してから薬を塗ることで、細菌が減少していき薬の効能が肌に良い効果をもたらしていくのです
➡ただ 洗うだけでも傷は治っていく
まず 水洗いをしましょうと言われても傷を手で洗うことが怖いかもしれません
その場合には、ごみを取り除くという意味で水で洗い流すと考えてみましょう
そうであれば手でこすらずに水で流すだけで十分に効果があります
切り傷擦り傷でなくても、タダレや掻き傷など 皮膚にトラブルが起きた場合には
まず水洗いをすることで異物とごみを除去し、肌が持っている自浄作用と治癒能力を十分に発揮できる環境を整えることが大切です!! 🐈🐈🐈🐈
これは 応急手当てとしても対応できますので ぜひ覚えていて頂きたいです